愚痴や不満、人の悪口を旦那さんに聞かせていたり、旦那さんを無視したり、感情的な態度を取り続けていると、、、、

今回は結構深刻な話です。

ご夫婦のパワーバランスが崩れていて、旦那さんが奥さんの機嫌を取りながら生活している場合、旦那さんが50代前後から病気になるリスクは確実に高まります。割と深刻な病気だったり、後遺症を残すような病気のこともあり、奥さんにとっても人生が変わるような展開になる場合があります。また突然死ということも起こります。

人の悪口や批判、愚痴などを聞くことは、聞いている人の体に異変を起こします。

批判や悪口を言う奥さんの話を聞き続けたり、奥さんが感情的に怒りやすく、奥さんの顔色を見ながら生活している旦那さんの場合、仕事でもストレスを抱えていると安らげる時間がなく、旦那さんが癌などの深刻な病気になって早々に亡くなってしまったり、脳血管障害を起こし後遺症になったり、突然死となってしまうことがあります。

医学的な根拠

奥さんが日常的に旦那さんに不満を感じていて、高圧的な態度を取り続けていたり無視をしている、または、奥さんが職場の愚痴や不満、人の悪口、批判的な事を旦那さんに聞かせ続けていると、旦那さんの体の中ではストレスホルモンであるコルチゾール値が上がります。コルチゾール値が高い状態が続くと病気を引き起こします。免疫機能が落ちていきます。40代くらいまでは本来の身体機能でバランスを保つことができても、50代以降は老化に伴い身体機能が落ちてしまうためダメージを修復する力が衰えます。

不満を言わず黙って奥さんに合わせているようなタイプのご主人ほど危険度が高いです。つまり奥さんが感情的に旦那さんをコントロールしているような力関係は注意が必要です。

悪口などを言っている人も脳内では同様のことが起こりますが、自分から聞いてほしくて話をしている場合、特に女性の場合は話すことでストレス解消となり、気分もすっきりする場合があるため、必ずしも体に負担がかかるわけではないようです。そのため奥さんが病気になるということは意外と少ないのかも知れません。

半面、悪口や批判が多い女性の旦那さんが癌や脳血管障害(脳出血、脳梗塞等)などで闘病したり、亡くなったり、障害を抱えたりするケースは珍しくありません。突然死というケースも幾度となく目の当たりにしてきました。

もちろん仕事上でのストレスも同時に抱えている場合がほとんどです。問題は家庭に帰ってからも、リラックスできていないという状況がストレスを増強させるようです。

人の悪口を聞かされることがどうしてストレスになるのか

奥さんが、悪口などのネガティブな話を旦那さんに聞かせている場合、旦那さんが言われているわけではないのに、何故、ストレスだと感じてしまうのでしょうか。

記憶や感情をコントロールする海馬、視床下部などの大脳辺縁系は、「古い脳」と言われ、この「古い脳」

主語を理解できず、新しい脳から送られてくる情報を主語抜きで理解するそうです。

(「精神科医が教える 病気を治す感情コントロール術」あさ出版 梅沢紫苑)

このため、内容的に悪口や批判などネガティブな内容であった場合、脳は自分が言われていると受け取り、ストレスホルモンを分泌してしまうようです。

男性心理がより抱え込みやすい状況に

女性は人に話して自分の気持ちを共感してもらうことを求めます。ですが、男性はプライドがあり、問題が生じれば自分で解決するもの、という考え方をもっています。

そのため人の相談したり、弱音を吐くということを滅多にしません。よって、家庭でのトラブルや居心地の悪さを他の人に話すことなく一人で抱え込んでしまい、抱え込みやすくなります。負の感情がより深刻になりやすいです。

うつ傾向やうつ病になってしまう場合もあります。

風水、波動の法則的にも

スピリチュアル的には「ネガティブな感情を放っていればそれと同等の出来事を引き寄せる」という定番法則があります。

風水であれば、ありがとうなどの陽の気を放つ言葉(言霊)を言っていれば、そうした「気」が集まり、愚痴、不満、悪口と言った負の言葉を口にしていると陰の「気」が溜まり、運の良しあしに影響を与えます。

波動の法則はまさにそのままで、今、自分自身が感じている感情が波動となり、その少し先の未来でそれと同調するような出来事を引き寄せます。

旦那さんに感情的な態度をとったり、帰宅後、人の悪口や不満ばかりを言っていれば望まない出来事を引き寄せるということです。

ネガティブな言動をした後に何が起こるかに意識を向けていれば、とてもわかりやすいことかと思います。

旦那さんへの不満がたまったら

家事や育児の分担や、旦那さんの言動で不満が溜まってしまった時、その気持ちを抱え込んで旦那さんに嫌な態度を取り続ける、という方法はお勧めできません。

一番良い方法はこのブログでお伝えしているように、関係改善に向けて取り組むこと。でもすでにその気力もなくて、ご夫婦関係が変えらえるとも思えない状況であれば、離婚、もしくは離婚まで行かなくてもとりあえず別々に住むなど、あなた自身の気持ちを穏やかな状態で保てる方法を探してみることをお勧めします。

夫婦の険悪な雰囲気をお子さんに感じさせることも悪影響ですし、いがみ合っているご夫婦の中で流れる「気」はかなり重々しく負のエネルギーに満ちています。ご夫婦関係以外でも願っていないトラブルを招きます。

夫婦関係って本当に難しくて、長く続くものです。

お互いにとって、それぞれが気分良く1日が過ごせる方法を模索することはとっても大事だと思います。

行動せず何となく過ごしてしまうと人生の大切な時間はどんどん過ぎてしまいます。