夫婦喧嘩の回避策と旦那さんの機嫌が悪くなってしまった時に力を貸してくれる魔法 ~#011~
昨日は久しぶりにたわいもないことで夫とひどいけんかをしてしまいました。お互いに疲れていて余裕がなかったんですよね。こういう時はちょっとしたことでお互いピリッとしちゃうので要注意です、、、。
わたしたち夫婦がけんかをすると、飼い犬が心配して二人の間に入ってきて仲裁をしようとしてくれます。ご迷惑をお掛けします、いつもありがとうございます、と愛犬に感謝してます。
自分自身がうまくできていない時にお伝えするのも恐縮ですが、反省も込めて旦那さんとのけんかについてお伝えしてきます。
夫婦喧嘩を回避するための方法と、けんかになってしまって旦那さんの機嫌が悪くなってしまった時のとっておきの魔法についてです。
1 まず、けんかをした時の男性の心理を理解する!
けんかの時に旦那さんがひどい言葉を言ったとしても、それは自分がそれ以上傷つかずにすむための自己防衛。男性は女性よりもずっとずっと気持ちが繊細です。打たれ弱い、という感じです。
女性は誰かに悩みを相談して共感してもらうことで安心したり気持ちを吐き出したりして、自分の考えを整理しながら解決策を考えます。でも男性は弱音を人に打ち明けるということが苦手です。問題は自分で解決するものだと捉えています。
だからパートナーには外見や優しさ、というよりもとにかく自分のことや自分の考えを受け入れてくれて、自分の味方になってくれる女性なのかを見極めます。自分が自信をもって生きていける力をもらえる女性であることが大事なんです。「内助の功」と言いますが、男性が自分に自信をもって社会で活躍できるのは奥さんのスタンス次第、と言っても大げさではないかと思います。
一番心を許している存在があなたなんです。そのあなたと考えが合わなくて、自分の言い分を受け入れてもらえない、ましてダメ出しをされるということは彼にとっては晴天の霹靂並みに大打撃なんです。だから感情的になってできる限りのひどい表現であなたを責めてしまうんです。
女性の視点はなかなか鋭いですから男性の逃げ場を失くすほど、的を得た指摘をしてしまいがちです。だから男性は動揺して感情的になってしまうわけです。
「君だけは俺のことをわかってくれる味方なんだと思っていた。それなのに、、、。」これが彼の本音です。
どうしていいのかわからないくらいショックを受けているから全力で戦っている、という状態です。
けしてあなたのことが嫌いになったわけではありません。そしてほとんどの男性が言われたことによるショックで、その場の感情のままに言葉を発しています。「もう無理だから」とか「君とは分かり合えない」と言ったとしてもあくまで「今」そういう気持ちになっている、だけです。
だから、けんかをした時の彼の言葉を言葉通りに受け取ってはダメなんですよね。改善の余地はありますから、諦めてしまわないでください。彼の気持ちの隙間に入り込むイメージで、関わり続けることが大事です。
2 言い争いになる前に衝突を回避
男性は女性と揉めることがとにかく苦手です。話し合いも苦手です。これについてはこちらの記事をご覧ください。話し合っているというよりも、自分がただ責められている、怒られているような気持ちになるからです。
揉めてしまった時点で旦那さんの気持ちは自己防衛の気持ちが強くなりすぎてしまって、あなたが何を言おうがすでに受け入れる余裕がなくなっています。
なので、できるだけけんかにもっていかない工夫が大事です。
(1)難しい話題を持ち出すタイミングを見計らう!
夫婦関係を円満に保つためには、二人の雰囲気が微妙な時に難しい話題を持ち出さない!これは鉄則です。
「気」や「波動」とも言われますが、重い空気の時にはすでに悪い方向に向かいそうな基盤ができてしまっています。そんな中で彼に一石を投じたら、当然話はややこしい方向に向かうわけです。
あなた自身がイライラしていたり、感情的になっている時も避けた方がいいです。感じたことや気持ちを伝えたくなるのは、彼に理解してもらいたい気持ちがあるからです。そうであれば、より理解してもらいやすい状況を整えて話をした方がいいですよね。
急いで伝えるよりも二人の関係が和やかな時を狙う方が、お互いの気持ちを理解しやすくなりますから。
時間帯であれば、朝よりも午後か夕食後以降。(夕方は含まず)お互いに少しゆったりした気持ちになっている休日の午後のひと時や、食事の後などが無難です。もちろん旦那さんの様子を良く観察してから話を出してください。
(2)我慢できずに感情のまま伝えてしまったら
我慢できずに旦那さんに伝えてしまい、旦那さんが感情的になって怒り出したらそれ以上は何も言わず彼の言い分をひたすら聞く。彼が一度怒り出してしまったら、あなたの考えをどんなに優しい言葉で伝えても、彼にすれば反論をされ続けているとしか思えなくなっています。二人の関係を悪化させないためには、あなたが冷静になって彼を一度受け止めることがけんかのブレーキになります。
とても忍耐が必要なことですが彼の言い分を「なるほど、わかったよ。そう思ってたんだね。」とちゃんと受け止めることができると、彼はあなたが自分を理解しようとしてくれていると感じて気持ちが落ち着きます。
一番火に油を注ぐことは、彼が自分の考えを話している途中で反論をしてしまうことです。これは二人にとって良いことは何もありません。
けして言い返さずに彼の言い分を聞き続ける。これができれば次第に彼の感情は落ち着きます。時間がたてば彼から「さっきはごめんね」という言葉も出てくるでしょう。そうなってから、ゆっくり落ち着いた低めの話声で、自分の思ったことを柔らかく伝えると彼も聞き耳をもってくれるはずです。
急がず時間を掛けながら「どう伝えたら理解してもらえるか」を意識して話すとけんかが回避しやすくなります。
(3)わかっていてもつい言い返してしまったら。
言わずに堪え切れれば素晴らしいことなのですが、どうしても言い返してしまうことはもちろんあります。ただ、始めにお伝えしたように女性の指摘って的確で鋭いんですよね。だから彼は全力で抵抗しようとして、投げやりな言葉を言い放ったり、一層強い表現であなたを責めてくるわけです。
こうなってしまったらもうこれ以上続けても流れを良い方向に変えることは難しいです。お互いにアドレナリンという戦闘態勢になるホルモンが分泌されていますから、二人で言い合っている間はクールダウンしにくくなります。そして、勢いのまま思ってもいないようなことまで言ってしまうということも起こります。
できるだけ早く「わかったよ、もういいよ。もう止めよう。」とその話題、もしくはその場から撤退するのが一番です。
(4)けんかとは無縁の雰囲気の時に予防線を張る。
二人の関係が落ち着いていて楽しい雰囲気の時に、けんかになりそうな時のあなたへの取説を説明しておく。
「すぐにイライラしちゃってごめんね。わたしも頑張るから、そんな時はあなたが冷静になだめてくれると落ち着けると思う。」など彼がどうすればいいのかわかるように伝えておく。
こうすることでけんかになりそうな時に彼がこのことを思い出して、気持ちを少し落ち着かせることができます。
男性は女性が何を思っているのか、何をしてほしいと思っているのかを察することが苦手ですから、場面ごとに丁寧に説明をすることで彼も理解できて、行き違いを減らすことができます。
3 旦那さんの機嫌が悪くなってしまった時のとっておきの魔法
それでもけんかに発展してしまって、旦那さんの機嫌が悪くなってしまったらぜひこれを試してみてください。直接話していないのに、二人のわだかまりを減らすエネルギーを放ってくれます。これは本当に魔法です。
(1)方法
効果の大きさは普段のあなた自身の行いも影響しますからご注意くださいね。日々を気分良く過ごすように心がけていれば最大限の効果が最速で出てきます。
言い合いになってしまって旦那さんがその場からいなくなってしまったり、お互いに仕事に行ったり、別な場所で過ごしている間に取り組んでみてください。次に顔を合わせた時の旦那さんの様子に変化が起こります。もちろんあなたにとって嬉しい変化です。
旦那さんの気持ちが穏やかになっていたり、そこまでいかなくてもけんかの時より落ち着いていたり、歩み寄ってくれたり、二人の間に流れる空気が変わっている、という感じです。
どの程度変化するかは、けんかまでにあなたが放っていた波動により変わります。
例えば、①普段はほとんどけんかをしない。②最近、旦那さんへの不満が溜まっていてイライラした日々が続いていた。 ③大分長い期間、ちゃんと話をしていない。または話すと揉めてばかり。
この3つのパターンだと、②や③よりも①の方がはっきりとした嬉しい効果を感じられるかと思います。ただ②や③の場合でも、今までにはない変化を感じ取れるかと思います。
(2)なぜ変化が起こるのか
①ネガティブなことを考える時間を減らせる
けんかをした後はずっとけんかのことを引きずってしまいますよね。旦那さんが何を考えているかを想像したり、旦那さんへの不満が湧き出てきたり。どちらかというとネガティブなことを考えてしまうものです。「きっとまだ怒っている。」「わたしの文句を考えているかも。」という風に。
このネガティブな想像は感情を巻き込み、放っている波動となります。波動は未来に影響します。放った波動と調和するような出来事を引き寄せます。(詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。「旦那さんを変える方法 ~夫婦関係を円満に~ #005」)
簡単に言えばけんかの内容を思い出したり、旦那さんへの不満を考えていると、その後もその感情を味わうような出来事が起こりやすくなるということです。だからネガティブなことを考えている時間を減らすことはとても大事なんです。
② 唱える言葉が放つ波動が高い。
相手に感謝する気持ちや相手の幸せを願う時、高い波動を放ちます。高いというのは、愛や清らかさが籠っていてポジティブなエネルギーが強いという感じです。高い波動はそれに見合うような嬉しい出来事を引き寄せます。もちろん、けんかの後だからこのセリフを心からそう思うことは難しいと思います。でもそんな時にこの言葉を唱えるからこそ不思議な効果が出るんです。けんかの後に、普通であれば思いつかないじゃないですか。
そして、ただセリフを唱えるだけでも言葉は言霊ですから効果を発揮してくれます。
4 まとめ
けんかをせずに済めば一番いいわけですが、生活を一緒にしていれば考えが合わなくてけんかをすることもあると思います。でも特別なご縁で繋がったたった一人のパートナーです。敵ではありません。彼からみたあなたも「敵ではない」ということが伝わるように関わってみてください。
あなたという素晴らしい魂と繋がったお相手ですから、諦めなければ理解しあえるはずなんです。けんかはお互いの理解を深めるための過程だと思って、最終的には仲直りするんだという気持ちで向き合うことがとても大切だと思います。